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    • 2011/12/13 17:55
    • 平成中村座十二月大歌舞伎・昼①
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    • 『菅原伝授手習鑑』より

      『車引』

      勘太郎の梅王丸が大きく、見得やきまりのひとつひとつにもポンッと飛び出るような稚気がある。花道の引っ込みも同様。若さばかりで押し切るのではない、しっかりと形を見せてくれる梅王。
       
      菊之助の桜丸の声に艶。編笠があっても後悔と情が広がる。
       
      弥十郎の松王丸に、亀蔵の時平。
       
      『賀の祝』
       
      ここでも勘太郎の梅王丸は立派だが、全体的にいまひとつしまりがないので、見ている方まで七之助の八重とともに不安な気分になる。
       
      菊之助の桜丸が出て一気に空気が変わり、悲劇の場が現出する。
       
      年老いた父親が悲しんでも、女房が歎いても、肚(こころ)はつねに九寸五分――死へと向かっている
      見た目は優和らかでも強い桜丸。
       
      些か、義太夫物としての形より気持ちから入っていくきらいはあるが、役の核たるものの輝きが舞台いっぱいに溢れる。
       
      桜丸の死骸に合掌させる梅王に兄の情がある。
       
      弥十郎の白太夫、亀蔵の松王、松也の千代、新吾の梅。
       
      もっとも、勘三郎病後でなければせっかくの菅原の半通し、三幕通しての松王丸だったかもしれない。
       
      (以上、敬称略)
       
      一度見てみたいと思っていた勘三郎さんの、銀鼠の松王丸。
       
      祖父・梅幸丈の当たり役だった寺入り付きの千代か、と思いきや、まさかの源蔵だった菊之助さんの武部源蔵。
       
      ということで、『寺子屋』は後ほどまた書かせてもらいます。

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