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- 2025/7/17 13:54
- 沖縄組と叶妥(明日香人格時)①
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- 叶妥13歳の初夏のある日、琉球宝刀の三振りが続けて顕現してきました…
その頃の日本人形審神者本丸では刀剣男士が増えたので本丸が増築され敷地も少し大きくなっていました…と、同時に4畳ほどしかない小さな離れも作られて…そこは元々集団で行動するのがあまり好きではない〝明日香〟が少しでも落ち着けるように…と、審神者の計らいで特別に明日香が使えるように手配してくれた〝小屋〟でして…が、前振りで
いつものように一ヶ月に一度、叶妥が本丸に来たその日は…夏真っ盛りでその年一番暑い日でした…
〝今の身体〟の持ち主でない明日香は…何故か体温調節が苦手で…冬なら服を着込めば何とかなるのでいいのですが…夏は脱ぐわけにも行かずお手上げ状態…
両足が入る大きさの桶に氷水を入れて、腕まくりもして、小屋の縁側で仰向けで涼んでいると…内番を終えた北谷菜切、治金丸、千代金丸がやってきました
北谷菜切「あれまぁ~明日香は暑いの苦手かね~」
明日香「…〝昔〟は平気だったんだがな…しょせんこの身体は俺のものじゃないからな…」
明日香は体を起こす気にもなれず、右腕を高く上げて「…で?何か用か?…」と右手をひらひらと動かして返事…
千代金丸「…燭台切に言われて氷水持ってきたんさ~
もう少ししたら料理手伝って欲しいって言うとったよ~」
明日香「…あぁ…それはすまんな…わざわざありがとう、後で行くからって言っといてくれ…」
と、ようやく体を起こして氷水が入った桶を受け取って…そのまま三振りは戻ると思いきや…
- 叶妥13歳の初夏のある日、琉球宝刀の三振りが続けて顕現してきました…