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    • 2011/7/21 16:36
    • また俺は諦めていたかというと
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    • 諦めとは少し違う。

      女子サッカーの代表戦を見続けてきた人ならば、日本女子が独、米に勝つ日がこんなに早く来るなんて思えなかったはずだ。だから俺は負けると思っていた。

      ジーコがいた頃のブラジル、クライフのオランダ、W杯で勝てなかったのに、結果より内容で観客を魅了し、後世まで語り継がれるチームとして「澤がいた頃の日本」という伝説になるのだろう、それはそれで美しい花の咲き方だと思っていた。まるで世間の流れとは関係なく、ただ咲いては誰にも知られずに枯れてゆくような物悲しさも含め、儚い伝説になるのだろう、と。

      だが、そうはならなかった。

      後半ラスト20分になっても走り負けずに高い技術を維持するスタミナ、あの時間帯に失点しても折れないハート。

      延長終了間際の澤のゴールに敗北の予感が漂ったのは世界王者の方だった。

      ドイツとアメリカのサッカーが負ける、それは大柄な白人達のキック&ラッシュ戦法の時代に翳りが来たという事でもある。
      3年前の北京で日本を下した後の会見で名将スンダーゲは、ボブディランの「時代は変わる」を歌いながら着席し、いきなり「日本チームは女子サッカー界の未来だ」と言い放った。いつかこの日が来るのをスンダーゲは予言していたのかも知れない。
      ドイツ監督ナイトも、3決で日本を下したのに「日本チームを研究せずには、どの国も一歩も前に進めない」と述べた。

      なでしこが世界に与えた衝撃に気付かなかったのは当の日本のマスコミだけだった。当時日本はソフトボールの勝利に夢中だった。
      今や、対戦前からアメリカの選手は公然と日本女子サッカーへの憧れを口にしている。

      加藤!

      原!

      荒川!

      柳田!

      池田!(旧姓磯崎)

      当然観ていたよな!!

      本当に痛快だったな!

      何度となく消えそうになった女子サッカーという小さな火を護り続けた君達の分まで、支えてきてくれた無名の人々への恩を、倍にして返してくれたぜ!

      マイナー競技の悲哀を嫌と言うほど味わい尽くした君達は何故あの娘らがあれほどにメダルを欲しがってきたか、よく知ってるはずだ。

      その癖あの娘らは優勝したことに戸惑っていた。まるで勝つ事に慣れていないかのように狼狽えていた。

      メダルメダルと言いながら、実はアメリカに、ドイツに勝ちたい、それだけでやってきたのではないのか?

      なのにW杯のトロフィという王者の称号までウッカリ手に入れてしまった(笑)。

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