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    • 2013/3/2 17:55
    • ブライアン・デ・パルマ初期の佳作スリラー! 買ったDVD
    • コメント(9)
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    • 『悪魔のシスター』
      評価:★★★★半
      監督:ブライアン・デ・パルマ
      出演:マーゴット・キダー ジェニファー・ソルト ビル・フィンレー


      シャム双生児の姉妹の内の一人が殺人を犯した…
      その現場を唯一目撃していた女性記者が事件の真相、そして姉妹の過去を捜査するうち、驚愕の真実を知ることになる…emoji

      ほぼ無名時代のブライアン・デ・パルマが監督したマイナーな作品です。
      デ・パルマの最盛期に比べると荒削りですが、後に続くデ・パルマの素晴らしい演出やテクニックの数々が、この時期で既に垣間見れます。

      音楽は名匠バーナード・ハーマンが担当しています。
      同監督作『愛のメモリー』と同じく、オープニングからオーケストラ演奏のダイナミックで緊迫感のあるサウンドによりワクワクしますが、バックには胎児の静止画が連続するので、同時に怪しさも抜群です(笑)

      シャム双生児というのは今まで数々の映画でテーマにされていますが、本作は双生児の一人が殺人を犯すという興味をそそられる内容になっています。

      「障がい者を娯楽映画の題材にするとは、けしからんemoji
      と、怒る方もいらっしゃるでしょうが、劇中にそういった表現は無いので安心してください。

      本作は、デ・パルマが興味を示したある写真記事からインスパイアされて作られました。
      その写真記事というのが、「腰が繋がった姉妹の内、一人は笑顔で、もう一人は不機嫌そうな顔をしている」というもの。
      本作の象徴的なシーンとして劇中に何回も登場します。
      だから、その不機嫌そうにしている(もっと言うと、気が狂っている)方が劇中で殺人を犯すわけです。

      『殺しのドレス』や『キャリー』等、人が殺されたりする場面に至るまでを凄くネチネチとじれったく、丁寧に見せるデ・パルマの憎い演出は大好きですが、本作はそれほどじれったくは無く、(デ・パルマにしては)あっさりしています。
      でも、唇を切られた黒人のお兄さんの酷い殺られようは素晴らしいです(笑)

      設定と演出、テクニック、それにバーナード・ハーマンの音楽は素晴らしい作品ではありますが、どうしても脚本の弱さが目立ちましたemoji
      終盤近くのまさかのどんでん返し的展開についていけなくてノレなかったのが残念でしたemoji

      とはいえ、映画全体としては面白い要素てんこ盛りですので佳作といえますemoji
      今まで僕が観たデ・パルマ作品のなかで最も古いのがこれなので、もっと前のも観たいemoji


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      『サスペリア PART2』(BD)
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      『サスペリア PART2』に惚れ直しましたemojiemojiemoji

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