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    • 2013/2/28 20:00
    • まさに幻の東宝50周年記念作! 滋賀の誇りemoji
    • コメント(10)
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    • 『幻の湖』
      評価:★★★★★
      監督:橋本忍
      出演:南條玲子 隆大介 かたせ梨乃 北大路欣也


      黒澤明監督作の脚本を多く手掛けるなど、名匠としての地位を既に築いていた橋本忍が、自身のプロダクション三作目として満を持して製作した作品。

      「東宝創立50周年記念作」と銘打って公開された、160分の超大作なのですが…
      『シベリア超特急』、『北京原人 who are you?』と並んで、日本映画史における最珍作とも言われているほど“ヘンテコリンな”映画です(笑)
      一部ではかなりの人気があります。

      先日、僕の住んでる滋賀のある映画館で“ご当地映画祭”なるものが開催されていて、滋賀を舞台にした4作品の内、『雨月物語』に続いて公開されたのが本作でしたemoji
      映画館で観れて幸せですemoji
      何せ、公開当時は東京ですらも反応が悪くて二週間ほどで上映が終わったみたいですから、当時は舞台となった滋賀では公開されなかったみたいですemoji

      そんな本作は、滋賀県雄琴(まさかの僕が住んでる町emojiemoji)のソープランドで働く主人公・道子(源氏名はお市)が、愛犬シロを殺した男に復讐をする話…
      ところが、何故これだけの話が160分にも及ぶのか。

      それは、欲張って詰め込みすぎてパンクしてしまったからです(笑)
      監督自らが原作小説と脚本を兼任したため、削るべき箇所を削れなかったのかもしれません。
      それがオモシロ過ぎて、逆に功を奏しているといえます(笑)

      外国人ソープ嬢が実は×××だったり(強引過ぎる伏線に爆笑)、山で出会った笛吹男の話から急に戦国時代にタイムスリップしたり、ラストシーンは宇宙にまでemoji
      語り草になっている迷シーンの数々は書ききれませんemoji

      しかし、そんな迷走している作品かと思いきや、娯楽映画としてしっかりしている秀逸な部分もあります。
      本作の見所は主人公、そして愛犬の敵の趣味でもあるマラソンシーンにあります。

      二人のマラソン対決は東京篇と滋賀篇の二つありますが、どちらも15分くらいたっぷり時間をとっている割には全く飽きず、むしろ気づいたら手に汗握る攻防戦になっているのが不思議です(笑)
      しかし、滋賀篇に関しては、主人公は和服姿に片手に出刃包丁を持ってるので、純粋なスポーツ映画とは全く違います(笑)

      ラストは、個人的に慣れ親しんだ琵琶湖大橋で感動or爆笑or衝撃のクライマックスを迎えますemoji

      これほどまでに滋賀県をフィーチャーした映画も珍しいから、滋賀の観光部は本作を「公式観光映画」として推薦するべきでしょemoji
      少なくとも僕は郷土愛が深まりましたが、激怒する人もいるかも…(笑)

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