雪騎941Xさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2008/1/4 18:36
- 夕焼けセレナーデ(7)
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瀬恋那の涙が落ち着くのを待って、俺は聞いた。
「……瀬恋那、妹さんがどこに住んでるか、本当に知らないのか?」
「知らない……十年以上会ってないもん。親は彩葉の話は絶対にしないの。前彩葉の話をした時なんか -
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- 2008/1/4 13:49
- 夕焼けセレナーデ(6)
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喫茶店に着き、二人共この間と同じ物を注文する。ミルクティーとカフェオレ。そして、それが来るまで、他愛のない話をする。
「シティーン・ティーンズ売れ行き好調だって」
「シティーン・ティーンズ?」 -
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- 2008/1/2 17:17
- 夕焼けセレナーデ(5)
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その日の撮影が終わってすぐ、瀬恋那が俺の所にやって来た。
「有幸、今日時間ある?」
「うん。別にいいよ」 -
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- 2008/1/1 18:52
- 夕焼けセレナーデ(4)
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あの時のキスのことを思うと、俺はいつも複雑な気持ちになる。あとから聞いたことだが、あれは瀬恋那のファーストキスだったらしい。ファーストキスが両想いじゃなかったっていうのは、本当に可哀想だと思う。やっぱ
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- 2007/12/31 14:16
- 夕焼けセレナーデ(3)
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頼んだカフェオレとミルクティーが運ばれて来ても、瀬恋那は当分泣いていた。俺は、ただ黙って瀬恋那を見つめていた。
しばらくして、瀬恋那は涙をハンカチで拭いて、ちょっと笑った。
「ごめんね。一方的に喋って、 -
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- 2007/12/30 23:36
- 夕焼けセレナーデ(2)
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雑誌の発売日、例の迷惑な友達が雑誌を買って家にやって来た。
「お前、いいじゃん。すごいサマになってんぞ?」
「知るかよ。こっちは大変なんだよ」 -
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- 2007/12/29 23:56
- 夕焼けセレナーデ(1)
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もうすぐ夜が明ける。俺は、瀬恋那の横顔を見た。
閉じられた瞼に、長いまつげが影を作っている。
「瀬恋那……」 -
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