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    • 2016/5/22 23:55
    • 乾退助編3/5(OJB協賛)※R注意※
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    •  俺は用もないのに、早朝の時間を女中に申し付けた。すぐ隣の部屋で、女中がお嬢さんを起こしている気配で目が覚める。
       庭に面した障子戸が、ぼんやりと白んでくる。この分ならお嬢さんが起こしに来る頃には、愛らしい姿を認識できる程度には明るくなっているだろう。
      (どんな顔をして来るんだろうねえ・・・・・・)
      俺の部屋に足を踏み入れたお嬢さんは、怒っているだろうか。それとも、困っているだろうか。笑顔で起こしてもらえることはまずないだろうが、思いつきついでに、あの寝乱れた姿のまま、誘うように身を寄せてくる想像もしてみる。
      (おや・・・・・・俺もまだ、若いねえ)
      どくんと、下腹に熱が滾った。男とは愚かなもので、そうなるともう止まらない。


      『乾さん・・・・・・』
      俺の勝手な空想の中で、お嬢さんは有り得ない痴態でもって迫ってきた。
       はだけかけた襦袢を自ら開き、真っ白な胸を見せつけたかと思えばそのまま四つん這いになり、じりじりと寝所に近づいてくる。
      『起きてくれないと・・・・・・いたずら、しちゃいますよ?』
      あの初心な娘がそんなことをするはずがないのに、いや、だからこそ、一層淫らな想像をしてしまう。

       半裸になったお嬢さんは乳房で俺の顔を挟み込むようにして、上に覆いかぶさってくる。鼻と口を塞がれた俺が苦しさから顔を背けると、唇が小さな果実を掠める。
      『んっ・・・・・・乾、さん・・・・・・』
      お嬢さんが身を引こうとするのを腰に回した腕で阻止し、逃げようとする果実を奪われまいと、俺はしっかり咥え込む。
      『あんっ・・・・・・乾さん・・・・・・』
      『いたずらの続きを・・・・・・してごらん?』
      しゃべりながら舌先を絡めると、柔らかだった果実は固い蕾に変わる。
      『あっ・・・・・・だめっ・・・・・・もう、起きて・・・・・・』
      『身を起こしていないから、まだ起きてはいないよ?』
      『やっ・・・・・・しゃべっちゃ、だ、め・・・・・・』
      『誘ってきたのは・・・・・・お嬢さん、だろう?』
      『ああっ・・・・・・』


       俺がお嬢さんの乳房に激しくむしゃぶりついた妄想をしたところで、現実世界の襖が開かれた。俺は屹立した棹が目立たないように、半身を捻ってお嬢さんの来訪に備えた。

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