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- 2013/2/14 20:31
- 遅ればせながら『テッド』のレビュー
買ったDVD
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- 『テッド』
評価:★★★★★
監督:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバーグ ミラ・クニス
先日、日本でも興行収入トップになりましたね(笑)
日本では受け入れられにくいアメリカン・コメディとしてはかなりの偉業でしょう。
まあ、それもこれも、本作の核となる“テッド”というキャラクターのおかげだとは思うのですが…
ただ、カップルや女子高生グループが劇場では目立ちましたが、気まずい空気になるのは否めません
リラックマやダッフィーとは訳が違いますからね(笑)
そんな本作は、テッドというキャラクターの一本勝負ではなく、色んな所に小ネタを挟んでくるので飽きさせない造りになってます。
例えば、主人公とテッドは『フラッシュ・ゴードン』が大好きなボンクラで、劇中にはなんと『フラッシュ・ゴードン』の主演であるサム・ジョーンズが登場するサプライズも(笑)
クイーンの主題歌「フラッシュのテーマ」も至るところで流れるので、一部の人にはかなりウケるでしょう(笑)
その他にも映画ネタやアメリカの芸能人ネタ、ノラ・ジョーンズやトム・スケリットらのカメオ出演など、分かる人は分かるネタが盛り沢山です
中でも僕がハマったのは、彼女と喧嘩した主人公がサプライズで歌う歌
『007/オクトパシー』の主題歌であるリタ・クーリッジの「オール・タイム・ハイ」
007シリーズの中でも特にロマンティックな主題歌であり、僕はシリーズで一番大好きな曲です
テッドのキャラクターばかりが一人歩きしているようですが、映画自体は“テッド”というキャラクターに頼りすぎず、あくまでも主人公はマーク・ウォールバーグ演じる冴えないボンクラ35歳なのです。
「テッドかワタシかどっちが大切なの?」と、呆れた彼女が彼に問いただしても、どうしてもテッドと遊んで怠けてしまう彼の優柔不断な性格に彼女も観客もイライラするでしょうが、一部の人は少し共感するかも
僕は彼を擁護します(笑)
クライマックスに至っては、恐らく映画史上初の試みとなる“ぬいぐるみアクション”が展開されます
しかもかなりクオリティの高いアクションの構成にハラハラしました。
緊迫感がある場面でも、テッドは何かしら小ネタを言ってくれる辺り、サービス精神が強い映画です
劇場ではテッドの下ネタ(度が過ぎると白けるが)や、スラップスティック的な場面で笑いが起きましたが、映画パロディやアメリカの芸能人ネタが分かればさらに数倍楽しめます
といっても、それほどマニアックな物はありません。
僕はエンディング直前に炸裂した小ネタに爆笑でした(笑)
監督もかなり自信があったネタだったんだろうと思います(笑)買ったDVD
『雨に唄えば』
「『サブウェイ・パニック』&『暴走機関車』ツインパック」
- 『テッド』