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    • 2017/12/12 1:29
    • 出師の表 2(解説)
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    • 侍中・侍郎の官の郭攸之(かくゆうし)・費?(ひい)・董允(とういん)らは、皆善良で忠実であり、こころざしに真心があって純粋です。そのため先帝は彼らを選び抜かれて、陛下に遺されたのです。

      私が思いますに、宮中の事は、事の大小を問わず、何でも彼らに相談してお尋ねになり、その後に実行なされば、必ず手抜かりの部分を助け補い、広く益する所がありましょう。

      将軍向寵(しょうちょう)は性質も行為も善良で公平であり、軍事に明るく通じています。昔試しに使ってみて、先帝は彼を称して「有能である」とおっしゃられたのです。

      これにより衆議にかけた結果、寵(ちょう)を推挙して総司令官に任じました。私が思いますに軍営の中のことは何でも彼に相談してお尋ねになれば、必ずうまく軍隊を協調させ助けあうようにさせ、優れた者劣った者、それぞれ適材適所の働きどころを与えるでしょう。

      聡明な臣下を親しく用いて、つまらない人物を遠ざけたのは前漢が興隆した原因であり、つまらない人物を親しく用いて、聡明な者を遠ざけたのは後漢が衰えた原因です。先帝のご生前、いつも私とこのことを論じ、後漢末の桓・霊二帝について論じる時、ため息をつき、心を痛めないことはございませんでした。

      侍中・尚書・長史・参軍の官についている者たちは、皆正しく真心のあり、正義のためなら死をも恐れない臣下です。願はくは陛下、彼らを親しく用いて彼らを信用なさってください。そうすれば、蜀漢の勢いが盛んになることは日数を数えて待つほど、すぐに実現いたしましょう。

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