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- 2024/5/26 13:35
- もったいないお化けが出るぞ!
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- 俺が子供の頃に放映されていたCMで忘れられないものがある。
公共広告機構(現ACジャパン)が日本昔ばなしのスタッフと組んで作った連作だ。
挨拶やお手伝い、皆で仲良く、といったテーマで、要するに子供たちに道徳を教える内容だった。
中でも、とりわけ忘れられないのが、好き嫌いをすると出てくる“もったいないお化け”の回だ。
野菜嫌いの子供たちの前に現れたもったいないお化けたちが”もったいねえ“と迫ってくるCMはインパクト大で、未だに好き嫌いする家族に、もったいないお化けが出るぞ!と言ってしまう!
さて、そんな、もったいないお化けが出てきそうな映画なのが『オフサイド7』だ!
その内容はーー。
1944年のギリシャはドイツ軍の占領下にあり、強制収容所がある孤島ではドイツ軍とレジスタンスが激しく戦っていた。
一方、戦争よりも美術品に目がないドイツ軍のオットー少佐(ロジャー・ムーア)は、成り行き上、レジスタンスに協力するハメになるーー。
『ランボー 怒りの脱出』や『カサンドラクロス』のジョージ・P・コスマトス(ジョルジュ・パン・コスマトス)による戦争アクション。
レジスタンスのリーダー役のテリー・サバラスを始め、慰問で訪れながら、戦争協力するアメリカ人役のエリオット・グールドや、手品が得意な囚人役のリチャード・ラウンドトゥリーといった個性的な面々が揃い、傑作『ナバロンの要塞』や、同じく傑作の『特攻大作戦』な内容を期待していたら、何とも消化不良。
その理由はロジャー・ムーア扮するオットー少佐の立ち位置にある。
いくら、古美術品を軍に内緒で我が物にしてるキャラとはいえ、軍を裏切ってまでレジスタンスに協力するには無理がある。
そこは、思い切って、イギリス軍のスパイにした方が良かった(クライマックスに登場するドイツ軍の秘密兵器の場面なんか007っぽいしね!)。
怪作『博士の異常な愛情』や『スターウォーズ』といった撮影監督ギルバート・テイラーのダイナミックな撮影が見事だけにメチャクチャもったいない!
という訳で、かったん評価、星三つ!
- 俺が子供の頃に放映されていたCMで忘れられないものがある。