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- 2017/9/2 19:35
- 大塚英志『物語の体操』1－15
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- ２１．アクション・逆 厳格・逆 節度 誓約 意思 変化・逆 幸運・逆
主人公のミナモはとある由緒正しき魔術一家の末っ子だったが、優秀すぎる姉と兄のせいでなにも期待もされず、魔術の教えは全て独学で編み出していた。そんな彼女が得意な魔法はエーテルを熱して空に鮮やかな色彩を描き出す、パフォーマンス的な魔法。それ以外は独学なのもあって平均以下（厳格・逆）。しかし、ミナモが魔術を教えてもらえないのには他に理由があった。それは彼女がまだ自分の名前や歳が言えて喜ぶくらいの頃、大魔法使いとの契約によって禁忌の魔法を潜在的に受け継いでしまったからであった（誓約）。そんなとき、大魔法使いの弟子がやってきてミナモに本格的に魔法を教え込もうとする。事情を知っている両親は彼女に過酷な運命は負わせないとその弟子らと戦うが、やられてしまう（意思）。事情がわからないミナモに両親はかろうじて断片的に理由を話すが、そこで息絶えてしまう。ミナモは弟子らと対峙。その一環として魔法ヒロインとして町を調査していく。ときたま大魔法に侵されてしまいそうになってもなんとか制御し（節度）、自身の悲運に立ち向かっていく（幸運・逆）。
- ２１．アクション・逆 厳格・逆 節度 誓約 意思 変化・逆 幸運・逆
