☆枕草子☆さんの日記

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- 2009/9/14 16:34
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- 貴女が眠りにつくの
  見られるのが最後だと
  わかっていたら
  私はもっとちゃんとカバーをかけて
  神様にその魂を守って下さるように祈っただろう
  
  貴女がドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたら
  私は貴女を抱きしめて
  キスをして
  そしてまたもう一度呼び寄せて
  抱きしめただろう
  
  貴女が喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
  最後だとわかっていたなら
  私はその一部始終をビデオに録って
  毎日繰り返し見ただろう
  
  貴女は言わなくても
  わかってくれていたかもしれないけど
  最後だとわかっていたなら
  一言だけでいい…｢貴女を愛している｣と私は伝えただろう
  
  確かにいつも明日はやって来る
  でももしそれが私の勘違いで
  今日で全てが終わるのだとしたら、私は今日
  どんなに貴女を愛しているのか伝えたい
  
  そして私達は忘れないようにしたい
  
  若い人にも年老いた人にも明日は誰にも約束されていないのだという事を
  愛する人を抱きしめられるのは
  今日が最後になるかもしれない事を
  
  明日が来るのを待っているなら
  今日でもいいはず
  もし明日が来ないとしたら
  貴方は今日を後悔するだろうから
  
  微笑みや抱擁やキスをするための
  ほんのチョットの時間を
  どうして惜しいんだのかと
  忙しさを理由に
  
  その人の最後の願いとなってしまった事を
  どうしてしてあげられなかったのかと
  
  だから今日
  あなたの大切な人達をしっかりと抱きしめよう
  そしてその人を愛している事を
  いつでもいつまでも
  大切な存在だという事を
  そっと伝えよう
  
  ｢ごめんね｣や｢許してね｣や｢ありがとう｣や｢気にしないで｣を伝える時を持とう
  そうすればもし明日が来ないとしても
  あなたは今日を後悔しないだろうから…