カギネコさんとモバ友になろう!
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- 2011/11/26 23:27
- 「セガンティーニ展」「日展」
、増上寺
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- 「セガンティーニ展」は地震の影響で延期となっていたもの。東京にはもう巡回しないかも…と思っていたので、開催が決まって喜びました。 スーラが点描なら、セガンティーニは線によって光と影を表現しました。近くで見ると、なんと細かい線の集まりだろうか、と驚きます。線のひとつひとつが鮮やかに光を弾いて、アルプスの澄んだ空気を見る者に伝えてきます。晩年には生死や母性をテーマとする、幻想的で意味深な絵を描くようになりますが、41歳の時に病死してしまい、作品数は少ないとのこと。風にたなびくような女性、静寂な世界…。もっとたくさん、彼の絵が見たかったと残念に思いました。
「日展」は作品の数に圧倒! 絵画に工芸に彫刻…と、ぐるぐる見ているうちに目が回ってきてしまうほどです。けれど楽しい。いろんな表現や技法があって、美術って面白いなとまっすぐに思える場所でした。
美術館の他に、増上寺にも行きました。東京タワーすぐそばの大きなお寺です。そこの三解脱門が今、戦後初の一般公開しており、中の仏像を拝観することができます。
門の内部に階段を登って入れること、しかも仏像が安置されていることなど知らなかったのでびっくりしました。
驚くほどの急階段に、足の脛やら頭やらをぶつけつつ…。登った先には釈迦三尊像と十六羅漢像と歴代上人像がずらりと並んでいて迫力の空間! 楼上にこんな世界があったなんて、と感動しました。
そこから眺める街の景色も晴れ晴れとして気持ちよく、昔の人もこうして景色を楽しんだのかと想像してみたりもしました。新鮮な体験でした。
その後は本堂にお参りに。西に傾きはじめた太陽の光が、お堂内部に斜めに射し込んできていました。たいへん美しく厳かな光景に、自然と手を合わせたくなりました。
- 「セガンティーニ展」は地震の影響で延期となっていたもの。東京にはもう巡回しないかも…と思っていたので、開催が決まって喜びました。 スーラが点描なら、セガンティーニは線によって光と影を表現しました。近くで見ると、なんと細かい線の集まりだろうか、と驚きます。線のひとつひとつが鮮やかに光を弾いて、アルプスの澄んだ空気を見る者に伝えてきます。晩年には生死や母性をテーマとする、幻想的で意味深な絵を描くようになりますが、41歳の時に病死してしまい、作品数は少ないとのこと。風にたなびくような女性、静寂な世界…。もっとたくさん、彼の絵が見たかったと残念に思いました。