火七さんとモバ友になろう!

日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!

Yahoo! JAPAN IDだけで遊べる!今すぐ遊ぶ!

    • 2011/10/16 19:17
    • 『ストーリー・セラー』感想
    • コメント(0)
    • 閲覧(6)
  • "アバター"
    • お久しぶりです!元気にしてました。
      なんか、ファイルに『ストーリー・セラー』って本を読んだ感想が入ってて(笑)よほどなんか言いたい事あったんだなwwってことでここに晒してみよう、と。
      『Story・Seller』新潮社ストーリーセラー編集部編
      7人の作家の短編集です。批判等も入るので、読むときはお気をつけて。誰かの少しでも買う参考になると嬉しいですが・・・。


      『首折り男とその周辺』伊坂幸太郎


       お得意の、数人の事件が最後に交差してスカッと解決形式。
      正直言って、可もなく不可もなくだった。それはおそらく登場人物によるところかと思う。多分この話は「マリアビートル」のスピンオフ的なもの。それに第一主人公「小笠原稔」は『Walz』に出てくる「苺原稔」だし、第2主人公「安永純平」の苛められる経緯は『Walz』の苺原とほぼ同じだったところからも「あ、知ってる」って感じだった。二人の主人公ともに酷いいじめ・暴力に悩み、抗えない、進んで読む気にはならない題材なあたりが可もなく不可もなく、の所以だと思う。しかし、やっぱり伊坂はさすがだよね!(ハイこっから伊坂厨)ふわっとまとまり、安堵で終わる。人生の変化なんてこんな程度なんだろうな、ってあっさり、どうなるかなんて分からないけど「あぁきっとこいつは明日から上手くいく」って思える安心感で締めくくられる。


      『プロトンの中の孤独』近藤史恵


       ロードレースの話。ロードレースとか自転車とか分からないので「ヒルクライム」とか出てきても分からなかったけど、この話も面白かったです。ロードレースってのは団体競技らしい。そのチーム内の人間関係が主。チームのエースとその取り巻きと才能ある新人だが協調性のない・石尾、どっちつかずの主人公・赤城は監督に石尾に近づくように言われる。最後もなかなか良い終わりで、終始安心して読める、堅実な作品だと思います。


      続きますww

コメント一覧

更新する

この日記を違反通報する

火七さんの
お友達の最新日記

日記を探す

気になるキーワードで検索

みんなの新着日記