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- 2010/2/11 23:46
- ベルナール・ビュフェ展
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- 目黒区美術館に行ってきました
ビュフェの絵は興味深く、展示は彼を知るにあたり有意義なものでした。
超初期の作品にははちきれんばかりの感情を感じました、若さと個性が濃くみちあふれ、今にも破裂しそうだったのに、…彼はなんだか心を閉ざしている。窺えた精神性は…なぜ
はっきり表現できない。今の時代とがっちり合うとは言い難い気がする。すでに飛び越えた過去のものであるのであれば、つまりはそういった時代を象徴しているのかな
彼の絵に共感できる気持ちを見出だし、救われた人がいた時代があったのかもしれない。
私は内面の感情が熟れた頃の、衝動的な中に安定感があるようなビュフェの静物作品が好みのようではありましたが、テイストが違うキリストの十字架からの降下、肉屋の少年という作品で、ビュフェのことが今までよりもわかった気がしました。
この展示、観ててなんか気持ちが明るくはなりませんでした…
私は美しさを絵に求めたいタイプですので、キリストの絵や花の絵なんかは美しく感じられましたが、やっぱ全体として心閉ざし感が根底に流れて…
暗い、というのは表現としては違うんです。考えたけれど、やっぱり私がまだ体験したことのない感情のような気がしました。
絵は本当に不思議です気持ちが伝わってきます。時代や言葉を超えて感情に語りかける、芸術は素晴らしいと改めて実感しました。
常設は藤田嗣治の展示です彼の作品はオシャレだし品がありますよね。人物画観てたら、ジョジョの奇妙な冒険の漫画の絵となんかイメージが被るところがありまして…(笑)
帰りに吉祥寺のくぐつ草というカフェに寄りましたこちらはなんだか落ち着くカフェです。
今日は寒い日だったな…………
- 目黒区美術館に行ってきました