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- 2014/3/10 9:57
- →なり茶ストーリー←
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21世紀未明____
人類は来たるべき世界規模による人類核戦争から生き残るために、巨大シェルターによる地下都市と地下依存型核融合炉を創った。
しかし、地球人類は平和そのものの時代と化し、地下都市の役目は無くなった。
22世紀____
世界は統合され、人類に平和な未来が訪れたが、廃れた巨大地下都市を一部の人間たちが隔離する裏社会として、世界政府により再構築された。
そこに集う一部の人間は、貧困や重い病に迷う者、孤児から犯罪者、異端者、社会的に優遇されない者、または自らこの世界に踏み入れる者など様々な意図の人間が地上に居た頃の記憶を消され、暮らしていた。
これが成されて数年____
依存型核融合炉のある巨大地下都市はアンダーコアシティと呼ばれ、規模は東京二十三区と同一。
人口も数千人にも及んでいた。
その人間たちの中であらゆる勢力が起き、消え、今や三つの勢力がこの世界を支配していた。
それぞれの勢力が冷戦状態であるこの地下都市という世界は時が進むにつれ、ただ無秩序を駆り立てるのみであったのだ。
だが混沌としたこの世界では、何人もの人間が変革を望んでいた。