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- 2012/6/15 10:31
- 決断
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- ニュース日記 について:
考え方感じ方は人それぞれ。
ですが私自身はこの御家族への批判などできない。
断ること。
承諾すること。
いずれの決断であっても私は尊重したい。
命に関わる決断は重く尊い。
どんな意見をお持ちのかたも、自分の意思を表明したり周りの意思を確認してみてはいかがでしょうか。
もし自分や親きょうだい子供が同じ立場になったらどうするのか、
ここに書き込んでいる私達にはまだ、大切な人と話し合うチャンスがあるのですから。
私はドナーカードを持ち歩き、脳死の際は臓器提供の意思があること、珍しい症例の場合は献体したい旨を家族に伝えている。
小学生の2人の子供達も提供したいと言う。
夫は臓器提供はしたくないが、代わりに長年献血を続けている。
他にも病気の時は告知を望むかなど、健康な今だからこそ臆せず話せることはたくさんある。
しかし今朝、ニュースを見た息子がポツリと「母さん、六歳の子が臓器提供だって。可哀想‥」と言った。
脳死判定のこと、亡くなってしまうこと、提供すること、家族のこと‥何についてそう感じたのか話す時間はなかったので、
今夜ゆっくり改めて、子供達の考えや意思を聞いてみようと思う。
まだ考え方も未熟な小学生だが、脳死とはどんな状態で、臓器を提供すると自分は死ぬということは理解している。
もし気が変わってやはりドナーになりたくないと言ってもかわまない。
間違っても「なぜ?誰か助かるかもしれないんだよ?」などという口出しはせず、ありのままの思いを聞かせてもらい、受け止めたい。
いくら未熟とはいえ、だいたいのことを理解し、話し合う機会もあり、現時点での自分なりの意思を表明できている我が子達。
誰にもしものことがあっても、私と子供達は互いの意思をわかっているぶん迷いは少ないかもしれない。
「母さんは臓器提供する」そう伝えておくことで、遺される子供達に悲しみはあれど、決断への後悔や責任を負わせずに済むのだから。
これもささやかな愛のかたち。
一方で今回のような幼い子供や意思表明していない場合、本当に、本当に迷い、苦悩し、親族内でも意見が割れ、胸が張り裂けるような想いや悲しみの中で決断が下されるのだろう。
それを批判なんて‥到底できない。どんな結論であっても。
最後に、
この決断をなさった御家族と、
大切な命を繋ぐお子さんに、
心から敬意を表します。