満天星さんとモバ友になろう!
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- 2015/8/11 21:07
- 【映画】ルック・オブ・サイレンス
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- 1日に観たので随分時間が空きましたが……
<作品概要>
インドネシアで起きた大虐殺の真実に加害者の視点から迫った『アクト・オブ・キリング』のジョシュア・オッペンハイマー監督が、被害者の視点から見つめ直したドキュメンタリー。被害者の弟で眼鏡技師の青年が、加害者たちに無料の視力検査を行いながら核心をついた質問を投げかける様を映し出し、“責任なき悪“の象徴を浮かび上がらせていく。
<感想>
この作品でもまた思考を揺さぶられたのは事実だ。レビューもチラホラ読んでその思いを強くしたのだが、 僕は、一言も謝罪が無かったり、嬉々として殺人を武勇伝のように語るということに関して違和感は無かった。寧ろ、加害者の誰もが過去の自分の虐殺行為に気まづさや、罪の意識を抱いている(と映画上では観える)ことが不思議でならなかった。
そういや誰もが口にした血を飲む、というエピソード。食人文化のある民族は敵の力を得る為にその敵を食べるという風習があるそうで、それに近いのかなぁ。そういや通り道の街を根刮ぎ皆殺しにしてたモンゴル人の飲み物は馬の血だったりしたようだし。
撮り方、繋ぎ方の念の入れようはドキュメンタリックらしくないかもしれないが作品の完成度は高めている。なにより、全編でカマされる加害者側の言い訳芸が最高なので是非どうぞ。
- 1日に観たので随分時間が空きましたが……