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    • 2014/9/13 21:45
    • 【映画】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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    • 【ネタバレ注意】

      ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはよくできた映画だ。ヴィジョンの革新性はやや物足りなく、よく纏まっているので視聴後感はキレがあり、さっぱりした印象を受ける。圧倒的な印象が無い分物足りないと感じる人もいるかもしれないが、それはこの映画がこの手の映画にしては幸か不幸か"よく出来過ぎている"からに他ならない。

      ストーリーラインは定石を手堅く踏んでいる。が、単純な勧善懲悪では無くガーディアンズはある一線までは基本的に損得で動いている、そもそも結成からして利害関係の上で成り立ったことを忘れてはならない。彼等はルーザーであるからして「ヒーローである」のでは無く「ヒーローになる」のであり、それを「チームになる」過程と一致させて描いている。惑星や施設から離れる近づくの描写がスムーズなのでテンポもよく、世界観の大きさも強調されているのも良い

      特に感心したのはストーリー終盤の盛り上げで、リミットを大ボスが地表に降りるか/降りられないか置くことで、時間制限による緊迫感や、船内での戦闘と選外での戦闘の目的が一致する分盛り上がりを増す。(例えば、これがスターウォーズ ジェダイの復讐の場合、バリア解除班、死星破壊班、ルークは皇帝とバトルであり、カットバックした時の盛り上がりが散漫になっているのを思い出して欲しい。因みに、スターウォーズに関してはあるオマケで笑わせてくれる。後ろにいたアメコミT着たアメリカンナード集団はかなりウケてた。そういや、あいつマーベルやったな、と。)

      また、星が破壊される、というスケールの大きい話を、きちんと住民が攻撃を受けているという描写を挟むことによって、前フリとしても機能するしノバ軍の必死さもグッと意味を増すなど描写は丁寧だ。

      勿論全体的にジェームズ・ガン得意のユーモアも効いている。僕が1番笑ったのはコレクターのメイドが肘の突き出しを強調して出てくるところで、前のセリフが効いていて吹き出してしまった。

      ヒット作を連発しているマーベルは良質な作品を生み出す環境作りに腐心している。また、監督を抜擢する審美眼も確かだ。監督のジェームズ・ガンがその能力を遺憾無く発揮出来たことはインタビューからも感じることが出来る。此処まで来ると出来不出来というよりは好みの問題だろう。

      マーベルのイカしたマスターピースのひとつであることは間違いない

      ★★★☆☆/星3

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