ハイドランジアさんとモバ友になろう!
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- 2011/7/21 5:50
- これがおかしいのなら
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- ニュース日記 について:
- 高知白バイ事故はもっとおかしい。
右折のために交差点に進入したスクールバスと白バイが衝突した事故。現場は白バイの高速走行訓練が行われていることで地元では有名な路線で、事故直前にも「法定速度で大幅に超えるスピードで自分の車を白バイが追い抜いていった」という証人がいるにもかかわらず、検察側は60km/hで走っていたと主張し、同僚の白バイ隊員の「対向車線ですれ違ったとき目測で60km/hだった」という証言が裁判で採用された。
また、バス運転手は右折待ちのために交差点で停止していたところに白バイが衝突してきた主張。スクールバスに同乗していた生徒と、その後ろで停止していた校長も「衝突時、バスは停止していた」と証言したが「身内の証言」という理由で採用されず(白バイの速度については身内である同僚の白バイ隊員の証言が採用されたにもかかわらず)バスは動いていたとする検察の主張が採用された。
これにより「白バイが猛スピードで交差点に進入したために、停止していたバスを避けることが出来ずに衝突した」のではなく、「バス運転手が白バイの接近に気付かずに交差点に進入したため白バイに衝突した」となった。
さらに検察側はバスが動いていて衝突の寸前に急ブレーキをかけた証拠としてブレーキ痕の写真を提出した。このブレーキ痕に関しては、瀬戸内海放送が事故車両と同型のバスを使って検察側の主張するとおりに事故状況を再現し急ブレーキをかける実験を行ったところ、証拠の写真よりはるかに短いブレーキ痕しか残せなかったことなどから、ブレーキ痕は警察による証拠捏造との見方が強まった。しかしながら裁判官は、ブレーキ痕の物理的検証には触れず、大勢の野次馬がいるなかで状況的に捏造は困難としてバス運転手の主張を退けた。
以上のように検察側に有利な証拠だけが採用され、最終的には上告棄却によって禁固刑が確定した。
有罪率99.9%の日本の刑事裁判では、今日もおかしな判決が出ているのだろう。
追記
バス運転手は結果として白バイ隊員の命を奪ったことに責任を感じおり、遺族とも和解している。それでも反省していないとされて実刑判決を受けたうえに、仮釈放も認められず満期で出所した。