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    • 2017/10/18 20:25
    • 「古文書」に学ぶ-その1
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    • 最近「古文書」なるものに興味を感じて、勉強の真似事みたいなことを始めた。
      「古文書」とはその名の通り、古くに書かれた文書な訳だが、普通に「古文書を学ぶ」と言えば、江戸時代の文書が対象となることが多いようだ。
      なんとなれば、近世に書かれた文書が我が国に数多残っている事実は世界中でも稀有なことらしく、従って学ぶ気になれば教材には事欠かない。
      具体的には、当時書かれた、俗に言う「みみずののたくったような」文字を一文字ずつ現代の漢字あるいはカナに置き換えて読み解いていくことになる。
      やっかいなのは、その一文字一文字の区切りを見つけることからして難しい。
      一文字かなと思えば、二文字あるいは三文字が続いていたり、いくつかの文字かなと思ってよく見ると、一つの漢字が長く伸ばして書かれていたりする。
      おまけに殆どが「崩し字」と来ている。
      「古文書」にはいわゆる「候文(そうろうぶん)」が多い。
      時代劇などで耳にする「~でそうろう」というアレだ。
      この「候」という漢字にしてからが、まともに書かれていることは滅多にない。
      ひらかなの「い」のように書かれていたり「し」のように一本棒だったり、果ては見えるか見えないような小さな点で済まされていたりするのである。
      現在使われているひらがなの「あ」は「安」という漢字の崩し字で、「す」は「寸」、「へ」は「部」の崩し字だそうだ。
      「あ」や「す」はなんとなく元の漢字が想像できるが、「へ」に至ってはとても「部」の字は思い浮かばない。
      こんなことは「古文書」に精通している諸氏にとっては先刻承知、「何を今更」と仰るだろうが、小生のような初心者にとっては極めて高いハードルとなる。
      「古文書」を前にした途端、「こんなモノ、読めるかいっ!」と投げ出したくなるのである。
      そこで、経験者である先達に教えを請うて、一歩ずつ覚束ない足取りで進んで行くと、やがては少しずつではあるが分かってくる。
      難解なパズルを解いていくにも似た喜びを発見する。
      そして、ある程度文意が理解できてくると、その行間から江戸時代の人々の暮らしぶりや息遣いがおぼろげに浮かび上がってくる。
      あたかも、居ながらにして江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚に包まれて、殊の外心地良いのである。

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