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- 2016/2/7 17:53
- バレンタインとチョコ
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- 暖冬かと思えば何十年来の寒波、各地に豪雪の傷跡を残して今年の冬も終わろうとしています。
スーパーやデパートのお菓子売り場に、煌びやかに着飾ったチョコレートが並び、お寿司屋さんの陰謀かとも囁かれる「恵方巻き」をかぶったら、暦の上ではもう春です。
とはいえ、「春は名のみの風の寒さや」。
まだまだ風は冷たく、春の訪れはいつも思わせぶりでよそよそしい。
バレンタインと言えば、若かりし頃(遠い昔だなあ…)、自分も毎年なにがしかのお礼チョコやら義理チョコを頂きました。
悩みの種はひと月後に来るホワイトデイーです。
ありきたりのマシュマロやキャンディでは芸がないと思い、毎年お返しに工夫を凝らしました。
ある年にはテレフォンカード(いまや殆ど見かけなくなりました)を送りました。
当時はちゃんとギフト用の無地のテレフォンカードというものが売られていて、それがそのままメッセージカードになるという優れものです。
そこに自作のイラストをプリントし、それぞれのお名前とお礼のメッセージを書き綴ってお返しとしました。
一枚一枚に結構時間がかかったものです。
するとそれを受け取ったある女性から、こんなお言葉を頂戴しました。
「少なくとも、この一枚を作ってくれている間は、私だけのことを思い浮かべて作ってくれたのだと思うととても嬉しくて、いつまでも大切にとっておきます」…と。
私は「テレフォンカードだから使わないと意味がないですよ」と答えながら、そんなものの考え方、そんな受け止め方のできる女性こそ素晴らしいと感じ、いまだにその時の言葉を忘れません。
チョコレートに関してはこの時期、ちょっと楽しみにしていることがあります。
いや、誰かさんに貰おうとか…そういう話ではないですよ。
自分の住む片田舎のスーパーでは、日ごろは店頭に並ばないチョコとお目にかかれるのです。
それはウイスキーボンボンです。
自分はアルコールが全くダメなくせに、ウイスキーボンボンが大好きなんです。
今日もお菓子売り場を覗いてみると、色とりどりのチョコレートと並んで、ウイスキーボンボンが誇らしげに鎮座していました。
カクテル、ブランデー、リキュール、梅酒…はては地酒のボンボンまであるのには驚きました。
そしてバレンタインデーの向こうでは、もう春が恥ずかしげにそっと顔を覗かせています…。
- 暖冬かと思えば何十年来の寒波、各地に豪雪の傷跡を残して今年の冬も終わろうとしています。