ペプローさんとモバ友になろう!
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- 2015/12/25 20:33
- 50回目のファーストキス
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- 知らなかった。こんなに面白いラブコメ映画があったとは。
アメリカ映画らしい、ややご都合なハッピーエンド。
だが、それでいい。むしろ、そうならない方がスッキリしない。
ストーリーは、ハワイで観光客を相手に一夜の恋を楽しむヤリチン男ヘンリーが、カフェで出会った地元娘ルーシーに恋をし、明日もまた会おうと約束し、互いにはしゃいでいる所を見合って照れ合う。
これはイケると、ヤリチンを卒業してルーシー一途に邁進しようとするが大騒動を起こすドタバタ劇になるのかと思いきや…。
ここからネタバレを書くと、次の日ルーシーはヘンリーを知らないと言う。
一年前に事故に合い、それ以降の事を記憶出来なくなったというのだ。
ルーシーは事故に合った日を毎朝繰り返し、眠ってしまうと翌朝にまた繰り返す。
父と弟は、彼女のために同じ朝を毎日毎日用意している。
バレると全て説明し、翌朝にはまた同じ日を迎える。
設定としては、博士の愛した数式を思い出してしまった。
ところがヘンリーは、それならばと毎日カフェに現れる彼女と出会い、その度自分に恋をさせようと奔走し始める。
上手くいく日もあれば、失敗する日もある。
彼女の父にも怒られる。
それでもめげない。
あの手この手でルーシーと出会い、恋をさせようとしていくが、このままではいけない。と思うようになり同じ日を繰り返すのを止めるよう提案する。
最初に書いたが、ルーシーの記憶障害は改善しないがこの映画はハッピーエンドを迎える。
脳に負った障害を扱っているが、舞台がハワイである事やコメディ映画として終始明るく軽い。
そして前向きだ。
ただハッピーエンドに向かって前向きに転がるご都合に思えなくもないが、明日はどうするんだろう、この先どうなるんだろう。という方が勝っている。
この明るさ軽さは心地良い。
そして原題は50 First Datesだが、邦題の50回目のファーストキスの方が良く出来ていると思う。
23回目でも50回目のキスでも素敵なファーストキスだと答える彼女はとても愛らしく感じる。
それはもう聞いたよ、と答えるヘンリーも憎らしい。
最初はバリモアに対する主人公がアダム・サンドラーでいいのか?と思ったが、冴えないが軽妙な演技が良かった。
日本語吹替えの乙葉が大幅なマイナス要素だったが、それでも良い映画を観た。と思える良作だった。
- 知らなかった。こんなに面白いラブコメ映画があったとは。