リヴ。+゜*。さんとモバ友になろう!
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- 2014/10/24 0:45
- ロルサンプル2
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鳴子章吉
カッカッカ!ヨユーで抜いたったでスカシ!て、何ィー!?…っ…、そこ危ないて前言うたやろ!ワイは確かに天才やけど万一スカシが手元狂わしよったら…、て、止めようとした?どういう事やねん?
(運命の悪戯と言うべきか毎度毎度目障りな場所に現れる自分の好敵手である今泉は本日も偶然練習場所が重なっており部の練習が終わった後の自主練習で峰が山を走る自分とほぼ違わぬスピードで走る姿は邪魔でしか無く不満げに愚痴を零しながら走っていたのは最初だけでゴールとする学校が近付くと最早レースと呼べる程スピードは上がって接戦状態の儘最後のスプリントとなりお互い一歩も譲らぬ走りをする中本当に僅差では有るが其れでも確実に今泉より先にゴールラインに辿りついた自身の走りに喜び後ろを向いて今泉へと声を掛けていたがふと何かを感じて顔を前に戻した時後数秒気付くのが遅ければ衝突して居たかも知れない場所に相手が立っているのが見え慌てて方向を変えようとした結果その場に盛大に転ぶ羽目になってしまい、しかし大した怪我も無く起き上がるなり危険な場所に居た相手を軽く叱りつけあくまで自分は手元を狂わさない前提で話を進めて居ると予想だにしなかった言葉に首を傾げ、相手の口から紡がれる不安と笑顔が似合うその表情が暗く今にも泣きそうに声を震わせているのを見ると流石に押し黙り確かにここ最近はハードな練習が続きメールのひとつも返さなかったと自身の態度を反省したのか一度は気まずそうに頭を掻いたが悩んで前に動けなくなる何て自分らしくない事をするつもりは毛頭ないのか相手の言葉を自分なりに纏めた後その不安を蹴散らしてやり自分の様な勢いで生きる男を何時も支える相手が努力している姿を知っているからこそまっすぐなお礼を告げてレースが終わったばかりの汗だくの身体で不器用ながらに相手を抱きしめてやり、この小さな身体では包み込むようにとは行かないが此れからも間違い無く心配や迷惑をかける相手を何とか安心させようと明るく笑い)
…つまりワイが練習し過ぎてぶっ倒れんか心配やったって事か?アホ、そないなダッサイ事するか!ワイは浪速のスピードマン鳴子章吉や!…で、お前はその彼女なんやから、しっかり信じんかい!…でも、いつも力もろうとる。め…っちゃ感謝しとんねんで!