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    • 2012/9/27 21:53
    • 知床の川では
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    • 鮭の遡上が最盛期を迎え、孵化場を置いていない小さな河川では、知床の森の奥を目指して秋味がどんどん上がっていった

      「鮭はネ~、四年間も遠くの海まで回遊してるんだけど、四年経つと必ず故郷の川にね、絶対忘れないで戻ってくるんだって」
      「川なんてそこらにいっぱいあるのに、どうしてちゃんと自分の産まれた川を鮭は覚えているんだろね」

      「お母さんが待ってる~」

      「それはちょっと違うんだな。お母さん鮭は卵を産むとね、力を使い果たして死んじゃうの」

      「可哀想…」

      「可哀想だよね。だけどその死骸はネ、ホラ、オジロワシとか大鷲とかカモメやカラスの餌になって、その食べかすや鳥たちの糞が川の周りの森を育てるの」

      「へ~!!」

      「それに死骸から流れ出た養分がね、川の流れで海に戻って、海の小さな生き物たちの餌になるの」
      「凄いでしょ?だから鮭はね、ただ死ぬんじゃなくて…」

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