いだかんさんとモバ友になろう!
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- 2014/1/23 2:49
- MGRストーリー酷評されすぎ問題。
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「薄っぺらい」「こんなのMGじゃない」「厨二おつ(これは同意)」とか酷評されるMGRをプレイ。ベヨさんからより凶悪に進化してしまった悪名高いカメラワークが難易度向上の度に牙を剥く中、ストーリーとシリーズ恒例の濃い無線内容を聴取。その結果、どうもストーリーは再評価すべきではないか? という思いが強まった。ここでは項目ごとに自己評価を述べていきたい。
・ストーリーが薄っぺら。
当たり前だ。そもそもこれは従来とは違い、雷電(ジャック)という一人の男に焦点を絞りまくった作品だからだ。そして恐らく、このシナリオ構成こそ、コジプロが投げた最たる理由ではないかと推測している。
活人剣を標榜し、弱者を守護する剣。それが今作当初の雷電であった。しかし、敬愛する某国首相の暗殺から始まった復讐劇で、雷電は過去のものとして封じ込めていた自身の残忍性と、活人剣を建前に己の行為を正当化しようとする浅ましさ(現実逃避)を突き付けられる。その渦中、遂に雷電は自らの過去と向き合う事を決意する。活人剣、一殺多生というお題目を棄て、立ちはだかる障害(例え否応なく戦場に立つ者であったとしても)を切り払うジャックへ。
しかしながら、その本性を露にしながらも、かつてのような無作為な殺戮に興じる快楽犯に堕ちるのではなく、「一線」に留まろうとする意志を固持していた。その証拠に、最後まで力に劣る弱者(敵=障害は別だが)に対して刀を振るっていない(一度は必然的にあったが)。後に生きる子供たちに、自らと同じ咎を背負い込ませないために。
そして、こうした個人の葛藤に焦点を置いた作品は、必然的にスケールが狭くなってしまう。
……続きは次の日記へ。
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