絶火さんとモバ友になろう!
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- 2019/1/1 10:10
- 東洋哲学や古代中華思想を学ぶ
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- 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
去年は論語を読み始め、老子や荘子にも手を出してみました。
ちゃんと読んでいくと紀元前3世紀頃にこんなことを説いていたなんて驚かされる。
世に普及している論語なんて儒教を弾圧した曹操の部下である何晏が注釈したものであり、弾圧するべき対象を正確に理解しようとしていた姿勢が見てとれる。曹操も儒は人々を律するには有用であり、地位や名誉を鼻にかけて保身を図ろうとする儒者達が芸術や思想などの広がりを制限することを嘆き弾圧したんだろうと思う。荘子も孔子や孔子の弟子たちを褒めてはいるが、儒を腐らせ面白くないものにしているの保身を図ろうとする儒者達だと批判している。
孔子や孟子は性善説を唱え徳に至ることを求め、荀子は反対に性悪説を唱えて偽善でなく真の徳や礼儀を求め、李斯や韓非子は人々は善悪を備えてるが故に法律をもって正しき道を目指した。老子や荘子は飾られた儒者達の言葉を批判し自然なる徳と本来の儒に回帰を目指した。
驚くほどに勉強になります。こういった書物をビジネスに応用して本を販売する輩もいますが、そういった金儲けや地位を確立しようと利用する輩が一番儒や東洋哲学を面白くなくしているんだろうとはるか昔に語っているんでしょうね。
今年は荀子や孟子や中庸にも手を出してみようと思います。
今年の目標は荘子の語った「虚室生白」の生き方を目指したいと思います。
- 明けましておめでとうございます。