★海咲★さんとモバ友になろう!
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- 2012/6/9 0:49
- 読書日記【25】
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- 『左近の桜』長野まゆみ
読了。
情人(いろ)宿を生計(たすき)とする左近家長男・桜蔵(さくら)が
いろいろな男を呼び寄せてしまう話(笑)
なんだろう、あんまり好きでないかも。
いや、嫌いではないの。
ただ、女の話になると白けちゃうというか
頑なに桜蔵が男だと主張するくだりがしつこいというか。
あとは真也ちゃんね。
あの子の話が出るとあーあって思う。
…でも私は別にビバルイ的なのを求めてるわけではないよ
柾さんとか遠子さんとかがそのことを承知してるのもいただけない。
え、人のそういう話って聞きたいわけ?
キモくない?
私が想像しいだからだろうか
綺麗は綺麗なんだけどねぇ、そもそも人でないモノを扱う話は好きだし、長野まゆみはもともと言葉が綺麗だし
一番好きなのは「骨箱」だな
石の入った徳利はとても淫靡だと思います。
美しく若い骨董屋というのも好みだしね
そして、粋で何でも知ってる大人の男性は格好いいですね
架空のいきものですけどwww
「行間」を重んじた家に育った私には、彼らの「お戯け」というか「言葉遊び」がとても魅力的です。
勝手に、江戸の人のイメェジはあるけれど。
さて、次は何を読もうか
- 『左近の桜』長野まゆみ