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- 2025/5/8 21:01
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- 【王者の食ノート】
島沢優子
スポーツ栄養士の虎石真弥氏の活動を取材。帝京大ラグビー部と東洋大駅伝部の選手たちとの交流を通じてスポーツ選手の食の重要性のルポ。
肉体を酷使する選手達に対し、メニューだけでなく食べ方も含めた細やかな指導の様子が伺える。虎石氏自身も試行錯誤や数々の失敗を乗り越えて学生や監督達の信頼を得ていっている。ただのエネルギー補給だけでなく、「食べる楽しみ」も重要な要素だ。
若い選手達に食の重要性を説いても最初は半信半疑で浸透するのに時間がかかっている。若いうちはどんなにエネルギーを消費しても「好きなものだけ食べたい」本能が勝ってしまうのだろう。自分自身を振り返っても、食の大切さを本能的に理解できるようになったのは40歳を過ぎてからだったように思う。
本書で度々触れられている通り、食はすぐには結果は出ないが日々の食事(摂り方も含め)が身体を作り上げていくのだと改めて教えてくれる。
- 【王者の食ノート】