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- 2025/5/14 19:07
- 「104歳、哲代さん」。
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- 本日はシネマ・クレールに出かけて映画鑑賞。地方発のこうしたドキュメンタリーがあるのもいいことと思う。
◆映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」(RCC、2024年)。
尾道市の農村に一人で暮らすおばあさん、哲代さんの101歳から104歳までを記録したドキュメンタリー。このおばあさん、女子師範学校出身で小学校の教員となり、同僚の男性と結婚、教員を勤め上げた後は民生委員として地域活動に励む。20年ほど前に夫と死別、子どもはなく、夫と暮らした家で今は一人暮らしをしている。杖を突きながら、あるいは電動シニアカーで、近所に出かけるし、菜園で育てた野菜で料理もする。時には近くに住む姪や訪問介護士らに世話にもなるが、元気そのもののおばあさんである。しかし、足の不調があり、入院することとなる・・・。
こんな映画を見に来る人もあまりいないだろうと思ったら、とんでもない。大盛況であった。お客の大半は高齢女性で、やはり「あやかりたい」気持ちなのだろう。私だってそう思うぐらいで。
しかし、いつもと違う客層に問題もあった。上映前に、もぎりのお姉さんが注意事項を話すのだが、
「上映中のおしゃべりは他のお客様のご迷惑となりますので、おやめください」
とはっきり言った。その注意の最中にも、2人連れ、3人連れで来ているおばあさんたちはべちゃくちゃとしゃべり通していて、何も聞いていない。予想通りで、上映中にも(大声ではないが)しゃべくりをやめなかった。こういう人たちと同席するのも不運なこととあきらめるしかない。
映画の中で、哲代さんは、
「皆さんにいつもよくしていただいて、本当に幸せな人生でした・・・あ、いや、過去形で言うんじゃない、現在形じゃ」
と、周囲を笑わせ、自身も大いに笑う。いつも機嫌よく笑っている人と見えた。誰に対しても、どんな場合でも、「ありがとう」の一言を必ず言う。ノートに書き込む日記の文字もとてもしっかりしている。見たところ、歯もしっかりしていて、普通のご飯を食べていた。歯は大事だろうな。
- 本日はシネマ・クレールに出かけて映画鑑賞。地方発のこうしたドキュメンタリーがあるのもいいことと思う。