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- 2013/12/30 16:36
- 三条の湯へ④
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三条の湯に向かって
奥後山から真西に伸びる尾根を下りていきます
シンプルな地形ではあるけれど
尾根上は著しいスズタケの藪に加えて急勾配が厳しい
ここには獣道もついていない
一方尾根の南面には人の踏み跡がついています
作業道をつなぐ道のようです
今日は雪の下なので見えません
尾根の南面にある雪の急斜面
その中のわずかな平面のスペースにテントを撤去したような跡を見つけた
それは一畳もない大きさで楕円形をしています
近づくとそこへ入って行く鹿の爪と出て行く鹿の爪が確認できた
楕円の長い方の片側に前足を揃えた爪の跡がはっきり見えます
反対側にはかかとが押し付けられた跡が2本あった
夏道も雪道も今まで一度も鹿の寝床を見たことがなかったけれど
ここには数百mおきに4つも5つもあります
どうやら冷たい雪を掘り起こして地面を出してその上で丸くなっていたようです
それも発ったのはついさっきというものばかり
まだ体温が残っていそうな糞もそばにたくさんあります
私たちなんて立ち止まるのが精一杯でここに横になって休むなんてとても考えられないけれど
多くの鹿達がこの急斜面で寝ているところをみると風もなく暖かで都合のいい場所なのでしょう
尾根を下り踏み跡が残る水源管理の道と合流
だんだんと三条の湯に向かう近づくととても巻いて越えられないほど巨大な倒木がありました
昨晩まで降っていた雪に残されているこの足跡は今朝のものでしょう
彼らはやむなく垂直にも感じられるほどの斜面を滑り下りていた