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    • 2010/3/16 10:24
    • 何のための下野だったのか。
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    • 個々の人間、会社や団体などの組織、更には国家にしても、どれだけ死力を尽くしても敗北は避けられないことがある。だからと言って、勝利する側に正義や理があるとは限らない。
      しかし、今の社会を見ていると負けた者は非で、勝ったものは良といった考え方が増えてきた。
      そうではなく、負けの立場になった、かつての日本人ならどうしたのだろう。
      戊辰戦争で敗れた長岡藩に伝わる幾つもの物語の中に、城代家老の妻の決断があった。
      官軍が押し寄せ、長岡城も危うくなった時、夫のいない留守を守っていた妻は、家中に賓客を迎えるのと同様に準備を整えさせた。床の間に秘蔵の軸をかけ、物置も立派な物に取り替えた。そのうえで家の子郎党を落ち延びさせ、屋敷に火を放ったのである。
      簡単に言えば、敗北しても、敵に付け入る隙を与えない。同時に、最高の設えは、敵に対する敬意でもある。それは自分自身の価値を示す主張に他ならない。
      こうして、誇り高く立派に立ち直ったのだ。
      本来ならば、昨年の総選挙で大敗した自民党のとるべき道の事例であったと思う。
      所が、今日まで様子を見ていたがどうも原点に立ち返り、新たに進むどころか、今回の鳩山邦夫の離党のようにお互いを助け合う所か逆に潰し合い、民主党がやってきたような相手の粗探しばかりをする。野党という自覚もなければ、反省さえもないのである。
      先ず、負けた当初から反省が感じられなかった。
      覚えている人はいると思うが、当初与党気分で議員控室の一部を譲ろうともしていなかった。本来ならば反省して、控室も譲って今後は廊下で会議を聞く、位に言うのが当然である。
      それなのにも関わらず、委員長ポストも殆ど回って来ないのにも関わらずまだ与党ボケをしていて、全く目覚めていなかったのだ。
      そして結局、先程言ったように粗探しをしたり、ましては変なプライドを持った野党になってしまった。
      酷い奴だと、「離党して新党を作るか」、「どうやったら民主党に入れるか」、「どうやって民主党分裂を画策しようか」等と言ったことを考える輩も出てきている。実に下衆の極みだ。
      何のために下野をしたのか。これは歴史の大局から見れば、大きな第一歩なのである。
      自分の身を守るのも大事だが、立場上、その場から逃げるのではなく、全体でどう今後を迎えるか、確固たる意識と保守政党として結党の理念に立ち返る以外にとるべき道は無い筈だ。

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