‡イガ‡さんとモバ友になろう!
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- 2012/5/12 15:15
- 会わせたい人
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- 「他のやつには内緒で会わせたい人がいる」
そんなメールを受けったのはついこの間。地元の先輩からの連絡だった。
就職活動を目と鼻の先に控えた僕に起業した人を紹介してくれるそうだ。
なぜ紹介なのか、なぜ秘密裏なのかと小さな疑惑を抱いたままその日がやってきた。
待ち合わせ場所は地元をだいぶ離れた喫茶店、交通費も合わせれば貧乏大学生にって重傷だ。
それでも行くのは就職や企業について話が聞けるならいい経験と思ったからだ。
到着してみれば先輩と人の良さそうな20代半ばの男が居た。軽い挨拶をした後、男は慣れた風に自分の経歴や経験について話し始めた。
経済の話も交えた言葉はなかなかためになる、質問を僕に投げかけてきた。さながら塾の講師のように話を進めていった。
ただ一点、初対面にも関わらず下の名前で呼ばれることに、馴れ馴れしいと感じてしまう僕はひねくれているのだろうか。
しかし話の雲行きが怪しくなりだした。話の流れが学生、社会、経済、収入、株取引と姿を変えていった。
するとシステムトレードという株取引を自動的に行うのに必要なプログラム、株のプロが作っているから失敗するわけがないという。話はプログラムのアリジェンスへスライドした。価格は56万、学生ローンで買わないかなどと話始めた。
聞きたかった話は最初のみ、最後は怪しい話。購入は断った。胡散臭さすぎる。
男は誘導している、名前を呼んで親しみを持たせる。経済から収入、株。株の良さをこれでもかと引き上げる順番、そこで失敗しない方法。不審感を持つには十分だ。
先輩は僕の不審を否定し「大丈夫だ」と「信頼できる人」一点張り。
説得はできずに僕は諦めた。後は先輩の両親に任せようと。その後の経過は不明……
一応ほぼノンフィクション。だいぶ前の出来事ですが、暇に任せて物語? 化しました。
ネットだとマルチとの情報。身近で起きてビックリでした。
先輩の洗脳もとい観念はガチガチに固まって、こっちの話を全く聞かない……
周一にあるという勉強会で観念は更新されまくりなのでしょうね(^_^;)
- 「他のやつには内緒で会わせたい人がいる」