早鶏上智さんとモバ友になろう!
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- 2014/7/18 14:23
- パラグラフリーディングなどについて
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- パラリーに関する質問があったので、ソレに対する考えをここでも少し書いておこうと思います。
質問の内容は、「パラリーには賛否両論あるが、実際どうなのか」といった趣旨のものです。
皆さんは、英文を読む際にパラグラフを意識して読んでいますか。そして、それによって得られる効果は自覚(知っているか、でなく、実感できているか)していますか。
もし、実感が無いとしたら、それはあなたの読解力不足かもしれません。
パラリーというのは、技術です。それに対して解釈力・読解力というのはその名にある通り、「力」です。
技術があっても、力がなければどうしようもないのは、当然ですね。パラグラフリーディングに最適な文章があり、そしてあなたはその技術を完全に習得しています。
しかし、文章がアラビア語だったら?
つまり、そういうことです。
パラグラフリーディングにおける賛否は基本的に
・すべての文章がパラリーでとけるわけではない
というものですが、問題はそこではありません。もちろん、パラリーに適さない文章にパラリーをあてはめても、あまりよい効果はあがらないばかりか、誤読さえしかねません。
しかし、そんなときは、「普通に読む」だけです。しっかりした読解力があれば、パラリーを当てはめてしまっても、どこかで「違うな」と気づくものです。
本当の問題は、「力がないのに技術ばかりを修得すること」なのです。パラリーは便利ですが、読解力が不確かなまま使っても、全くの無意味です。だので、最初に言ったとおりに、パラリーの効果が実感できない方は、解釈をもっとしっかりして、ある程度スラスラ読めるようになりましょう。
話は、それからです。
※パラリの参考書としてはZ会の「ディスコースマーカー英文読解」をおすすめしておきます。
次回の日記は、少し受験から離れまして「言葉の恣意性」ということについて話そうかと思います。ソシュール言語学、構造主義、あたりの話ですね。それでは。
- パラリーに関する質問があったので、ソレに対する考えをここでも少し書いておこうと思います。