秋夜さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2013/2/15 1:01
- 映画レビュー①: 闇の子どもたち(2008)
-
- コメント(0)
- 閲覧(4)
-
-
- 柄にもなく、社会派映画と呼ばれる類のものを見ました。
もとはといえば、俳優検索で[宮崎あおい]を検索したことが発端で内容などいざ知らずチョイスした訳です。
更に、こちら原作は小説であるらしく当然そちらも見ておりません。(゚◇゚)
この映画、タイにおける児童の臓器移植や売春をテーマにしたいわゆる社会派映画です。
俳優陣は江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡などのそうそうたるメンツで、ジャーナリストの江口洋介、フリーカメラマンの妻夫木聡、NGOに所属する宮崎あおいがそれぞれの立場からこのタイでの問題に絡んでいく訳です。
なぜに日本人?というところについては、日本での臓器移植にタイの名も無き児童の臓器が..ry
と、粗筋はそこそこに感想ですが、この作品の中で虐待によって無機質になってしまった子供たち、そして救おうとする者の心の葛藤が生々しく描写されていました。その中で『人の闇=罪』といった部分がよく強調されてあるなぁと感じました。また罪って何?ということを考えさせられました。そういったことに対し恐ろしく感じました。
ある人の罪は、誰からもとがめられるがある社会で許容されている罪。ある者は自分自身がとがめ、許容しない罪。そしてある者は誰からもとがめられない。。
私は、人は大小あれど闇を抱えながら生きていくものだと思っていました。だって、だれしも忘れられない自分の失態や後悔ってあるものですよね?あるいは誰かに対する期待や絶望とか..
そういったことが、時として、思いも寄らないことを引き金に自らを滅ぼす可能性を秘めている(かもしれない)と、それはとても恐ろしいことですよね。
なんだか時限爆弾を抱えて生活するようなイメージをさせられました。
軽いトラウマですね(笑)
とはいえ、この作品。希望もあるのです。目の前の一人の子を救おうとする人々とその信念は、作中の一貫した陰鬱とした空気感をほんの少し和らげてくれます。また宮崎あおい扮する女性の感情的で短絡的にも見える情熱は見ていて清々しかったです。
私としても、罪とは..と考えるより目の前の誰かを相手して必死になる方が性に合っていると。
まあ、そんな感じです。レビューというにはお粗末様なので感想文ですね(=_=)
- 柄にもなく、社会派映画と呼ばれる類のものを見ました。