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- 2016/4/9 11:25
- 裁判員制度よ何処へ行く
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- ニュース日記 について:
- ①映像を見せる意味
②長期化しつつある裁判員裁判
③裁判員の守秘義務
④続けるのか議論を
①今回の映像を使った審理はどういう意味があるのか?
物的証拠がないから映像を見せて判断の一助に…とでも言いたいのだろうか?
おそらく裁判員の方々は食い入るようにご覧になったであろうと、筆者は想像する。
裁判官でも映像を見てどのように判断すべきか迷う場合もあると愚考する。
たとえ筆者がこの場面に立ち会っていたとしても、正直なところ判断に迷うかもしれない。
②全部ではないが、このところ裁判員裁判が長期化する傾向にあるようだ。
最初は「数日間で終わる」という触れ込みだった筈だ
無論これは、被告が罪を認め検察側弁護側双方に大きな争いがない場合だけだ
然しながら開始してみると、予想通り被告が無罪を主張する場面が出て来た。
当然長期化せざるを得ない!
中には数ヶ月というものも
③此処で筆者が懸念していることがある。
判決が出た後、恒例行事のように行われる裁判員への質疑応答である。
確か裁判員法108条では、評議や審理の中味を漏らした時は6ヶ月以下の懲役か50万円以下の罰金である。
筆者が思うに、裁判員の方々は裁判所側から「この通り一言一句間違いなく言いなさい」とでも言われているのだろう。
裁判員制度がうまく行っているように見せたい裁判所側と、記事が欲しいマスコミとの阿吽の呼吸と筆者はにらむ。
④筆者は、「裁判員制度について再度全国的議論を行うべし」と主張している。
法務省や最高裁が、問題点が次々に出ているのに抜本的な改革もせず温存を謀ろうとしているからである。
例えば
※何故一審のみなのか?
※何故重大刑事事件のみ扱うのか?
※何故裁判員辞退が事実上出来ないのか?
※精神的障害や解雇等の不利益は個人責任
※一審判決が二審でひっくり返される事例が多々あるが、問題はないのか?
このような制度面・運用面での疑問点を放置して良い筈がない