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    • 2020/7/16 17:07
    • りりんのガンプラ日記21-3
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    • 「ついに…やったぞ…これでモビルスーツの歴史が変わる…」
      博士は思わず感嘆の声を漏らした。



      UC0083、ラウル・ベルフィーゴ博士は、人工知能を搭載し、パイロットを必要としないモビルスーツの開発に成功した。

      「ジーニアス・システム」と命名されたAIを搭載した試作機のコードネームは、「イフリート・ジーニアス」

      AIは司令室の命令に絶対服従し、作戦内容を忠実に遂行するようプログラムされており、それに基きAI自らの意思で作戦行動を取る。


      その性能は博士の予想をも上回る物だった。試験運用において、ジーニアスはエースパイロットを遥かに凌ぐスコアを記録した。

      博士はジオンの再興を確信し、身震いすら感じるのだった。



      …だがしかし、その確信が成就する事は無かった。

      試験運用を繰り返し、本格的な運用を目前に控えたある日、ジーニアスは変わった。

      経験を蓄積して進化するAIは、司令室の命令に絶対服従というプログラムを、自ら書き換えてしまったのだ。

      自由を手に入れた彼は、闘争本能のままに、もはや敵味方も問わずに破壊行動を取るようになってしまう。
      補給艦や基地を襲い、彼は狡猾に生き延びた。



      「なんて事だ…」
      博士は一転して、責任を問われる立場に立ってしまう。
      ラウル「俺は…間違っていたのか?」

      リリン「いいえ、あなたの理論は完璧だったわ。…きっと、私達が神になるのは、まだ早かったのよ。
      ……私が、決着をつける…!」


      意を決して、ケンプファーで出撃するリリン。
      そして、ジーニアスとの死闘の末、ついに彼を撃破する。

      リリンは、ジーニアスの今際の際に、彼の声を聞いた気がした。

      (…アリ…ガ…トウ………)



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