日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/11/8 23:08
- とある約束の日記 TRUE END(3)
-
- コメント(5)
- 閲覧(29)
-
-
- お前は何考えてんだw
----------------------------------------------------------
「心配いりません今日の関係者は私1人ですから、他の関係者に見つかるような事はありません。それにあなたたちなら安心です、きっと見つけられます。私も今日忘れ物を見つける事ができました。どうぞ中へ。」
いいのだろうか・・・。
単なる日雇いの警備員のおっさんと思っていたが、
この人どんだけ偉いんだ?
俺たちは言われるがまま、再び開かれた門よりディズニーランドの中へ入っていった。
館内の人はもちろん俺たちだけのようだ・・・。
彼女は、はしゃぐように走りだした。
「おいっ!あんま向こうへ行くなよー!」
「実は今日だけは夢の国は終わらないのですよ。と言うのもイヴの夜は私1人で管理しているんです。もちろんアトラクションはすべてお休みですがね。」
まじで!大丈夫なんかい!それ!
「忘れ物が見つかったらまたこの出口からお帰りください。後は私のほうで門をしめさせてもらいますので・・・。」
彼女が少し先で俺に叫ぶ。
「ねー見てみてぇー♪」
そう叫ぶ彼女に目を向けると彼女が両手を広げて空を見ている。
ああ、そうか雪が降りだしたんだな・・・。
「てか・・・あのさ、おじさんって何者?ほんとにいい・・の?ってあれw」
そばにいた警備員のおじさんに目を向けると、そこには誰も居ない・・・。
うそ・・マジ・・・。
「おーい♪はやくこっちおいでぇー」
彼女が馬鹿でかい声で俺を呼ぶ。
はぁ、俺はもう疲れた・・・。
どこにスーツ姿でディズニーランドで遊ぶやついるんだろうと思ったが、
もういいw
どうにでもなれ!
難しい事は考えるのをやめにして、彼女の呼ぶ声の方へ向かっていった。
しばらく、だれもいないディズニーランドを散歩し、やがて24時をすぎたころ・・・。
「おい、日にち替わったぞ!」
「うん。そーだね」
「メリークリスマスだ!」
「メリークリスマス♪」
それからすぐに俺たちは、もと来た門から出て、遅めの夕食へと向かった・・・。
ところで・・・。
あのおっさんは何者だったのだろうか・・・。
END-5-
分岐A選択者は、
クリスマスの言葉 20%
大切な人との思い出 50%
リア充の響き(焼酎) 30%
を手に入れた。
累積防御率 100%
せつない度 0%
<約束と忘れ物 END >
- お前は何考えてんだw