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- 2011/11/8 22:28
- とある約束の日記 分岐点A選択者-(2)
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- 彼女はさっきの笑顔がうそのように、暗い顔をしてつぶやいた。
やっぱりですか・・・。
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「忘れたんだ・・・。忘れたのにここへ来たんだ・・・。」
「・・・すんません。。。」
なんかようわからんけど、すんません。何で俺はあんな事したんだ・・・orz。
やってしまった俺・・・。
「じゃあもういいー。わたし帰るねぇー」
「えっ?はい?ど・ど・・どゆことおおおお!?」
(いや、当然ですね・・・はい)
俺はすぐさまツッコんだがそれを無視し、
彼女が閉館された門から歩きだす。
か・・帰るだと!
俺は彼女が歩く後ろで一定の距離を保ち必死に・・・、必死に・・・。
たじたじした・・・。
「ちょ・・ちょっと待てよ!」
「・・・。」
キムタク風に言っても無視。
「あ・・あのなっ!用意はちゃんとしててんけどな!そ・・そや!今度ちゃんとしたネタ用意しとくから!」
「ネタ・・・かぁ・・」
彼女は歩きながら小さくそうつぶやいた。
そうしている間に駅を通りぬけ、やがて駅の反対側の道路へ来たところで彼女は一台のタクシーをとめる。
俺は当然、思うやろ?一緒に乗れるってさ・・・。
だけど・・・。
タクシーに乗ったのは彼女だけ・・・ブゥーンって。
無言で去っていった・・・。
なんでそんな怒るん?俺なにか間違ったか?いや間違ったw
寒空の下、道路沿いでオレンジの明かりが俺を照らす・・・。
辺りは人という人はサラリーマン姿の俺だけ・・・。
そして、少し疲れのせいか、
手に握っていたはずの営業かばんがポトリと地面におちたのだった・・・。
まもなく12月24日クリスマスイヴも終わりを告げようとしている。
結局、俺は今年も1人でクリスマスの夜をむかえる事となったのだった・・・。
・・・約束ってなんやねん!つっこめや!
END -4-
分岐A選択者は、
ここぞという時のボケ 0.5%
新鮮なネタ 0.5%
あのときの約束 ??%
を手に入れた。
累積防御率 1%
すべり度 99%
<気をつけたのに乙 END >
- 彼女はさっきの笑顔がうそのように、暗い顔をしてつぶやいた。