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- 2014/10/20 22:34
- 坂東・二〇二番札所 妙福山(佐竹寺)
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佐竹氏発祥の地。
佐竹寺である。
先の震災で、境内の家屋と、本堂、門、等、損壊がひどい状態。
それ以前の無住職の時期も影響しているらしい。
前住職が居た様だが、仏壇の写真からだと既に、御他界されているようだ。
(佐白観音のご住職は、95歳位まで頑張ったと話してました。それでも正当後継者が現れなかったと。)
御朱印は、85歳位のお婆さんが書いてくれました。
毛筆に生命力は感じられますが、やはりか細い。
力強さが、足りない。
笑顔でも、耳は遠い様で話し掛けても、反応が無い。
まさか、1日100人以上の参拝者の御朱印をこの老婆に書かせているんじゃないだろう(?!)
御朱印は1枚300円だ。
御朱印を承けさせて戴いたが、有りがたいが、可哀想だという思いと、申し訳無い気持ちになった。
只、寺だけが荒れているんじゃない。
震災の影響だけじゃない。
重過ぎる悲壮感が。
空はこんなに青くて明るいのに、境内に有る、とても、普通じゃない異質なプレッシャーを感じられました。
小生の周りをそれが回ってこっちを見てる様な気がして。
それだけに、本堂に向けて般若心経は、なにかを振り払う様に力強く一読しました。
この地の過去の歴史だけに、ただならぬ事情が複雑過ぎて。
此れが御仏の御意思にしては、酷な感じがしました。
この後で、佐白観音のご住職さんから、聞いたのだが、「どこの寺でも繁栄してきた訳じゃないのです。栄枯盛衰。彼処は今が試練の時だと。住職は御仏が選ぶのです。」
寺の存続に関わる後継者は誰でも良いのでは無くて、良い人、つまり適任者が現れるのを待つしか無いのだそうだ。
つまり、このままだと、又、無住職の時期が訪れてしまう訳だ。
歴史を守る。御朱印の代筆をする。
其だけなら簡単かもしれない。
それでも足りない。
実に、もったいない。
無情とも、取れる。
ホームページで寄付を募っている。
真の再興を願いたい。
今度は、綺麗になった佐竹寺を観たい。
「試される。」
この言葉に今の自分も同じようになっているのかもしれない。
そんな気がしました。
境内には、猫が多数。
嫁チャンは猫に遊んで貰って夢中( ☆∀☆)
境内に入った時から、コッチは得たいの知れないモノに追っかけられてるのに。
コイツは何だかんだ言って呑気だ。
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