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- 2017/3/11 21:26
- 4Minuteの亡霊 -勝負に出たCLC
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- ◆K-POPガールズユニットに何を求めているのか
K-POPで人気のあるガールズユニット言えば、誰が頭に浮かぶだろうか。
TWICE、I.O.I、宇宙少女、gugudan、OH MY GIRL、Lovelyz・・・
デビューして5年以上経過しセクシー路線に舵を切ったユニットを除くと、あるトレンドが見えてくる。
それは、(1)カワイイ路線への偏重(=アイドル志向)と、(2)大人数化の2つである。
ここ2年でデビューしたユニットの多くにはこの法則が当てはまる。
◆K-POPアーチスト生き残りの条件
K-POPで生き残るアーチストにはいくつかの条件があると考えていた。
それは以下のようなものだ。
「ルックス」
これは単にかわいいとか綺麗であればいいというものではない。
タイプの異なるメンバーを揃えるなければならない。
ファンに目移りさせ、飽きさせない仕組みが必要である。
「パフォーマンス」
歌がうまいのはもちろん、秀逸したダンスパフォーマンスを披露できなければファンは満足しない。
「楽曲」
これは異論を唱える方もいるかもしれないが、やはり、楽曲は重要だ。
EXOをブレイクさせたのは「Growl」だし、EXIDが復活できたのは「Up & Down」のおかげだろう。
だが、これらは十分条件ではないだけでなく、必要条件ですらないのかもしれない。
◆トレンドに取り残された'Crystal Clear'
4Minuteの妹分としてCube Entertainmentから満を持してデビューしたCLC。
デビュー曲の「PePe」を始め、「Like」「High Heels」「No Oh Oh」とユニットカラーを保ちながら次々と良曲をリリースしてきた。
だが、上の3つの条件を見事に満たしているにも関わらず、デビューから2年を経ても一向にブレイクする気配がない。
これは冒頭で述べたトレンドの根深さを示しているように思えてならない。
◆4Minuteの亡霊
CLCの最新曲「hobgoblin」のMVを初めて見た時思ったのは、まるで4Minuteそのものだ、ということだ。
「Crazy」や「Hate」を彷彿とさせるその曲は、そもそも4Minuteのために作られたかのようである。
奇しくも、その4Minuteは解散となり、CubeもCLCの差別化を図るための苦肉の策を打ったということなのだろう。
だが、この差別化は果たしてうまくいっているだろうか。
ユニットとしてのアイデンティティが揺らいでいる今、彼女たちの前途は多難である。
※個人的な見解を述べています
※各アーチストのファンの方々はご容赦ください
- ◆K-POPガールズユニットに何を求めているのか