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    • 2014/12/23 2:15
    • Alice in Chains - HMの正統な継承者
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    • 70年代のロックシーンは、60年代のロックンロールやブルースを基調としたバンドが大半だった。Led ZeppelinやDeep Purpleも然り。80年代に入ると伝統的なロックとは一線を画したジャンルが現れる。「NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)」の到来である。ディストーションサウンド、ギターリフを骨格とした楽曲、3コードを逸脱したコード進行。旧来のロックとは全く異なるジャンルが生まれたのだ。

      Heavy Metalはムーヴメントとなり、数多くのモンスターバンドを生み出していった。しかしながら、90年代を経て「ヘヴィメタル」と呼ばれるジャンルは様々な方向へ分かれていく。アメリカンロックを基調としたポップなものや、メロディアスなボーカルに合わせてコードを弾いているだけの(=リフがない)バンドも存在した。その反動としてスラッシュメタルが台頭する。現在、「ヘヴィメタル」と言うとスラッシュメタルのことを指す場合が多い。個人的にはスラッシュメタルも好きだが、「スラッシュメタル = Heavy Metal」とする見解には異を唱えたい。

      伝統的な音楽を基調とした70年代と決別し、ヘヴィなギターリフをベースに独自の様式美を確立したのがHeavy Metalとするならば、その継承者は驚くほど少ないだろう。そして、Alice in Chainsこそ、その正統な継承者と言えないだろうか。グランジやスラッシュメタルの影響を受けつつも、メロディやコード進行を破壊するのではなく、独自の様式美を確立するのは容易いことではない。

      メインボーカルを担当していたLayne Staleyが2002年に逝去すると、Alice in Chainsは活動休止状態に入る。しかしながら、新たなメンバーを迎え、2009年に発表した「Black Gives Way to Blue」で復活する。

      つい最近のことだが、イギリスBBC制作のスタジオライブ番組で「Check My Bain」と「Lesson Learned」のパフォーマンスを見る機会があった。それは、Alice in Chainsに初めて魅了された「Them Bones」を彷彿とさせるものだった。

      今や、ロックのトレンドは、70年代への回帰主義、ポップ路線、スラッシュメタルに分かれてしまっているように見える。そんな中で、正統なHeavy Metalを維持している彼らのスタイルと意志に誇りを感じぜざるを得ないのは僕だけだろうか。

      ※個人的な見解に基づいています。
      ※各アーチスト/ジャンルのファンの方々はご容赦ください。

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