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- 2016/2/16 8:47
- 親愛なるキミへ。 -第二十四章-
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- ママがチャトランのお墓を探している時、ちゃーちゃんの
アドバイスで、市役所に電話をしたんだ。その時に対応して
もらったのが、コマツさん。
このコマツさんには、野良猫が車に轢かれて亡くなったこと、
野良だけど、とても可愛がっていたので、ママ家で責任を持って
お葬式をしたい、と申し出た。
コマツさんは、ママに向かって
『ご丁寧に、ありがとうございます。お葬式の方法は、
2通りあります。1つは、市役所にネコちゃんを連れて
きてもらい、市がお預かりをさせて頂く、ということ。
(この日は休日だった)
もう1つは、メモワール(ママが住む地域の葬儀屋の名前)が、
ママの家まで伺う、と言う事です。ただ、後者は本日中にお伺いを
しますが、時間のお約束は出来ません。どちらの場合も、
メモワールさんが責任を持って、供養させて頂きますが、
お子様(お兄ちゃんの事ね)の心情を考えますと、市役所に
連れて来て頂いた方が良いと思いますが...』
と、言ってくれたの。このコマツさんの優しさは、充分に
ママ家に伝わったんだ。
チャトラン、あなたが生まれた、この街は、お葬式をしてくれる
そうだ。法要してくれるんだって。ママ達は、責任感と一緒に
あなたを市役所に連れて行き、最後のお別れをした。
ママの声、ちゃんと聞こえたかい?
パパの温かい手、覚えているかい?
お兄ちゃんからの愛情は、ちゃんと伝わったかい?
- ママがチャトランのお墓を探している時、ちゃーちゃんの