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- 2016/2/16 8:20
- 親愛なるキミへ。 -第二十一章-
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人間、何か衝撃的な出来事に遭遇すると、パニックに陥る事が
多い中で、ママの頭の中には、ちゃーちゃん(ママのお母さん)の
言葉が、頭に響いていたんだ。
“先ずはね、棺の用意。そして、家にある、一番古いタオルを
下布団に、二番目の古いタオルを、掛け布団にしてあげるの。
“ネコは家に付く”というからね。
生命があるということは、いつか旅立って行く。
その時、ちゃんと見送りが出来るような人間に、なりなさい。”
ママはビックリするくらい、気が動転しているのに、この時だけは
冷静に行動が出来た。ちゃーちゃんが今までのネコ達にしてきた
ように、頭の中で聞こえる、ちゃーちゃんに従って。