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    • 2012/1/5 0:53
    • バトレジ オリジナル小説14
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  • "アバター"
    •  ソル「…俺はフリーになってからは一度も失敗してはいない」
       ???「へえ、つまりそれはホントな訳か。すごいじゃん」
       感心したように女性が言う。
       ???「っと、そういえば自己紹介してなかったか。アタシはフェイっていうの、よろしく」
       ニカッと笑ってみせる。
       カルナと同じタイプなのかもしれない、などと思う。
       カルナ「呼んだ?」
       ソル「っと」
       ソルの背後からカルナがニョキっと顔を覗かせる。
       ソルが僅かに上体を反らせると、自然とカルナとフェイの目が互いを見つける。
       カルナ「んぉ、あなたさっきウェインに物申してた…」
       フェイ「そういうアンタもさっきウェインに物申してた…」
       お互い言い終わると、少しの間を置いてどちらも「プッ」と吹き出す。
       フェイ「なーんかノリが合いそうだねぇ、どう?この作戦が終わったらアイツの悪口を肴に一杯やらない?」
       一瞬ウェインに視線を向けながら、フェイが言う。
       カルナ「そうだね、考えとくよ」
       カルナもニヤっとしながら応える。
       何やら二人だけの無言の意思の疎通がこの一瞬にあったようだ。
       …二人の間にいるソルにはその意思疎通はまったく判らなかったが。
       フェイ「あ、そうだ。ところでアンタに聞きたかったことがあるんだけどさ」
       フェイがカルナに視線を向けながら切り出してくる。
       フェイ「アンタってソルと知り合いか何かなの?なんか普通に話してたけど」
       カルナ「ん?うん、まあそこそこ昔から知ってるけど?」
       フェイ「ふーん。いや、あの無口で有名なソルと親しく話す人間がいるとは思ってなかったからさ」
       苦笑混じりにフェイが言う。
       カルナ「ああ、確かに。ソルに話し掛けて無視された人なんて何人いることやら」
       ソル「…お前らな…」
       確かにソルは無口だが、少なくともソル本人は人を無視した自覚はない。
       ただ、返事が視線を向けるだけという時があるため、相手は無視されていると思うことはままあるが。
       エリス「マスター、装備の最終確認を」
       ソル「ん?ああ」
       三人のやり取りの中にエリスが割り込んでくる。
       見れば広間にいるレジスタンスの数が減っている。おそらく先頭組はもう広間を出て先へ進んでいるのだろう。
       フェイ「お、ソレがアンタのアンドロイドかい」
       

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