ちんもさんとモバ友になろう!
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- 2018/3/19 0:12
- お見舞い
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- 先日、友人を見舞ってきた。意識が無いままICUで機械に繋がれていた。
治療だと説明を受けたが、延命に見えたのである。
いったい、生きて死ぬという区切りはどこにあるのだろうかと考えた。
意思を持ち、それを伝えられる状態を生きていると言うのだと思う。
敷地内の桜が、あと数日で開花するはずである。
しかし、ベッドの彼はそれを知らない。
年明けの寒さが緩み、季節が春に移ろった事を知らないのである。
懸命に生きようとしているに違いないが、見るに忍びなく、額の汗を拭いて病院をあとにした。
頑張っている命に、頑張れとは言うまい。
意識が回復しても、病気が治るわけではなく、血圧も低下している。
記憶に無い春が揺らめいている。
- 先日、友人を見舞ってきた。意識が無いままICUで機械に繋がれていた。