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    • 2014/3/23 18:01
    • 診察③
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    • 病棟とのやり取りは20秒程で受話器を置いた。

      「直ぐ病棟の看護婦が来ますから」


      「先生、これとは一生、付き合わなきゃならないんでしょうか?」


      「こればかりは何とも言えないですね。
      一度きりの人もいれば、入退院を繰り返す人もいますし…
      あなたの様な痩せ型の男性に多く観られます。」

      医師の説明はまだ続く。


      この時、「失礼します」と病棟の看護師(婦)らしい人物が入って来た。

      医師が説明をしているのを見て取った看護師は部屋の角に身をやった。

      「最後に両方同時に起きてしまった場合」


      オイラの頭の中で想像が走る。


      「陸に居ながらの窒息」


      「先生、勘弁して下さいよ」


      「でも、君の場合、0ではない」


      改めて、ショックを受けた。

      場合によっては身辺整理も…

      聞かなきゃ良かった。

      痛い。痛すぎる!!

      「先生、予防とか有るんですか?」


      「ん…。無いですねー…
      色んな症例から観て、まー…肥る事くらいですかねー…」


      「ここの食事でそれは?」


      「無いでーす」

      角で聞いていた看護師が割って入って来た。

      医師が吹き出してしまった


      ここらへんで、お開きだなと言う事は、医師もオイラも感じていた。


      看護師に医師が
      「絶対安静」と一言

      「はい」

      外に準備していた車椅子を中に転がして来た。

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