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    • 2014/3/19 16:25
    • レントゲン
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    • 程なくして、「パタパタパタ」とサンダルか何かで走って来る。

      救患対応の看護師だった。

      オイラの名字を呼ぶ。

      「これから、レントゲンを撮ります。
      向かいがレントゲン室になってますから入って下さい。」

      看護師は中に入るよう扉を開けた。

      看護師に会釈して中に入る。

      中は四畳半程の所にベッドと、その上から撮影出来るカメラ、奥には胸部用のカメラが設置して有る。

      だだっ広い

      そんな感じだった。


      スピーカー越に声が聞こえた。

      「ボタンが写る可能性が有るので外して下さい」

      ガラス越しに技師がスタンバイしている。


      面倒くさいのでワイシャツを脱いだ。


      「正面のカメラの前に立って下さい」

      技師が別室からこちらに入って来た。

      高さの調節とオイラの姿勢を正した。

      別室に戻り

      「はい、息を吸ってー、止めてー」
      一拍して
      「はい、終わりました」


      入室してから、ほんの4~5分

      先程脱いだワイシャツを手に取る。


      ドアが開いた、先程の技師だ。

      「お疲れ様でした」

      と言いながら外へと、そして向かいの椅子へ誘導した。


      この時オイラは息を止めた段階でいっぱいいっぱい。

      普段、無意識に呼吸している事が意識して深呼吸しても追い付かない。


      止めるなんて…

      拷問だ…

      ホントに疲れた…

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