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    • 2016/5/5 1:05
    • 【OJB協賛】天真爛漫小娘、初めての・・③
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    • 「似たようなもの?」
      「あ?ああ」
      「あるん・・ですか?」
      「・・まあうん、なんと言うか・・そうだね」

      涙ではなく期待でキラキラと光りだした瞳に、僕の理性と本能が同時に蠢きだした。

      「武市さんのおちんぎん袋・・ほしいなぁ」
      「っ!?」

      物欲しげにねだる彼女の濡れた唇が、僕を煽る。
      だがしかし、これはおちんぎん袋という名ではない。
      言葉の乱れは心の乱れ、はたまた風紀の乱れに繋がると、常日頃から厳しく言い聞かせてきた僕が、それを犯していいはずはない。
      僕の理性が、やんわりと拒否する。

      「すまない、僕のはおちんぎん袋ではないんだよ」
      「えー・・」
      「本当に、ごめん」
      「・・・」
      「おちん・・ぎん・・袋、では・・」

      『おちんぎんください』と声を出さずに動く彼女の唇があまりにも艶かしくて、僕は次に続けなければいけない断りの言葉を思わず飲み込んでしまった。
      そしてとうとう、少し窄めた唇から覗く舌に操られるかのように、饅頭の包みを地面に置いた。

      今回は、例外だ・・彼女がこれだけ欲しているのだから。
      彼女の為に、今日からこれをおちんぎんと呼ぶことにしよう。
      心の乱れ?いや、今ここでおちんぎんと改めないと、僕の心はもっと乱れてしまうに違いない。
      その代わり、僕のものだけだ。
      僕のものだけを、『おちんぎん』と呼ばせるのだ――

      「お登勢さんが君にあげたおちんぎん袋と同じものはあげられないけれど、僕のおちんぎん“の”袋は君にあげられる」
      「おちんぎんの、袋・・ですか?」
      「うん、これなんだけどね」

      そう言って、僕は着物の裾を捲り、おちんぎんの袋を取り出した。
      お登勢さんがくれたものとは明らかに違う形容のおちんぎんの袋を、彼女は不思議そうに見つめる。

      「武市さんのおちんぎんの袋、すっごくまあるいんですね・・あ、もち巾着みたいな感じ?」
      「そうかい?興味があるなら手に取ってみてみるといい」
      「は、はい」

      喉をゴクリと鳴らしながら、彼女の指がおそるおそるおちんぎんの袋に触れようとするのを凝視する。

      「きゃっ!すっごくふよふよしてる!この中に入ってるんですか?・・あ、なんか丸い玉みたいなものが・・これが武市さんのおちんぎんなんですか?」
      「い、いや、それは袋のほ・・ふ、ぅうっ」

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