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- 2016/11/19 19:27
- 介護
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- 2006年 京都市の遊歩道で 無職の長男(当時54歳)が 認知症の母親(86歳)の首を絞めてさつ害 自身もシのうとしたが未遂に終わった
1995年 父親が病シ後 母親が認知症に
10年後には週の3~4日徘徊するようにもなった 長男は仕事も休職して介護にあたり 収入が無くなったことから 生活保護を申請したが「休職」を理由に認められなかった
母親の症状がさらに進み 止む無く退職
再度の生活保護の相談も 失業保険を理由に拒否された
母親の介護サービスの利用料や 生活費も切り詰めたが カードを利用しても アパートの家賃も払えなくなった
長男は これから先を考えるようになる
真冬のその日 残りわずかな小銭で コンビニでパンとジュースを購入
母親との最後の食事を済ませ 思い出のある場所に 母親の車椅子を押しながら河原町界隈を歩き シに場所を探して 河川敷へと向かった。
「もう 生きられへんのやで ここで終わりや」
という息子の力ない声に母親は
「そうか あかんのか」
その言葉で 心を決めた長男は 母親の首を絞める
自分も包丁で自らを切りつけ 近くの木で首を吊ろうとしたが 巻きつけたロープがほどけてしまい意識を失った
通行人が2人を発見し 長男だけ命を取り留めた
京都地裁は2006年7月 長男に懲役2年6月 執行猶予3年を言い渡した
裁判では検察官が 長男が献身的な介護を続けながら 金銭的に追い詰められていった過程を述べ その時の2人のやりとりや
「母の命を奪ったが もう一度母の子に生まれたい」という供述も紹介した
目を赤くした裁判官が言葉を詰まらせ 法廷は静まり返った
判決を言い渡した後
裁判官は「裁かれているのは被告だけではない 介護制度や生活保護のあり方も問われている」と同情した
「お母さんのためにも 幸せに生きていくように努力してください」と
2015年 長男への取材を試みた
数少ない親族を探し出して訪ねると 彼はすでに亡くなっていた
琵琶湖大橋から 身を投げたという
所持金は数百円「一緒に焼いて欲しい」と メモを添えた母親と自分のへその緒
要介護等 認定者数は620万人
要介護者を抱える家族が増える一方
後を絶たない介護苦による 悲しいサツ人事件
なぜ悲劇は繰り返され どうすれば 食い止めることができるのだろうか・・
(ある記事を勝手に編集)
困っている事を 言う勇気と 今が 生シの境目だと 拾い上げる情報収集力かな
- 2006年 京都市の遊歩道で 無職の長男(当時54歳)が 認知症の母親(86歳)の首を絞めてさつ害 自身もシのうとしたが未遂に終わった